「marie claire」インタビューのつづきです。

記者は前回、"ただ再就職のために誰かを殺すという設定そのものが、最初は腑に落ちなかった。"と言いました。
ビョンホンさんの演技を観た記者は、"主人公マンスをどう見つめればいいのかが妙なのだ。人物は人物なりに好感と嫌悪の境界をぎりぎりのところで行き来し、同時にマンスを通して物語は喜劇と悲劇の間を行き来する。 もしかすると、この奇妙なコメディが成立したのは、イ・ビョンホンという俳優だからこそかもしれない。"
イ・ビョンホン "私はもともと、そういう人物が好きなようだ。ヒーローでも悪役でもない、平凡な人。 現実の中の普通の人は、善と悪の両方を抱えているではないか。 そうした二面性を持つ人物を演じるとき、まるで本当の人間を描いているような気がする。 そういう演技は楽しいし、演じるときも大きな枠の中で動きながら、観客が「人間ならこういうこともあるし、ああいうこともあるよな」と思えるようにしたかった。"

「marie claire」BIFFより

普通の人ほど演じるのが難しいことはありません。「JSA」でクランクイン直前になって、ビョンホンさんはパク・チャヌク監督に"出来ません"と泣きついてきた話は有名です。なぜならスヒョクは韓国のどこにでもいる普通の青年だったからです。
二面性に関しては、「美しき日々」のミンチョルがまさにそれでした。だから多くの女性の心を鷲掴みにしたのでしょう。
つづく…
お恥ずかしいのですが、昨日の記事がまた消えてしまいました。ちょっと落ち込んでいます。記憶を頼りにアップしました。
2度あることは3度…とならないように気を引き締めます!